皆さんこんにちは、ajiroです。
今回は11種類の模型用うすめ液・ツールクリーナーの重さを量ったので、結果をお知らせします。
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はじめに
先日、水溶性アクリル塗料の溶剤の重さを比較しました。(面白いことは特にありませんでした。)
その他の溶剤も気になったので、所有している総てのうすめ液とツールクリーナーの重さも計測してみることにします。
計測する溶剤
今回は、以下の11種類の溶剤の重さを計測します。
- Mr.カラーうすめ液(クレオス)
- ガイアカラー薄め液(ガイアノーツ)
- メタリックマスター(ガイアノーツ)
- プロユースシンナー(ガイアノーツ)
- Mr.ツールクリーナー改(クレオス)
- ツールクリーナーNEXT(富士教材)
- ラッカーうすめ液S(アサヒペン)
- アクリジョン専用ツールクリーナー(クレオス)
- アクリジョンエアブラシ用うすめ液(クレオス)
- エナメル溶剤(タミヤ)
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液(クレオス)
※比較用に精製水の重さも量ります。
計測方法
メスシリンダーと電子はかりを使って、各溶剤50mlの重さを計測します。
メスシリンダーの重さは49.71gでした。
従って、計測結果から49.71gを引いたものが、溶剤50mlの重さになります。
ちなみに計測時の室温は24℃、湿度は46%、外の天候は雪でした。
結果
精製水
はじめに精製水の重さを計測しました。
容積が50mlなので重さは50gとなって欲しいですが、結果は100.15-49.71=50.44[g]でした。
メスシリンダーの誤差なのか、量りの誤差なのか、水の量が違うのかは分かりませんが、今回の環境ではこの程度の誤差が生じるものとして、以下の結果をご覧ください。
Mr.カラーうすめ液
90.96 - 49.71 = 41.25 [g]
ガイアカラー薄め液
90.91 - 49.71 = 41.20 [g]
メタリックマスター
90.20 - 49.71 = 40.49 [g]
プロユースシンナー
93.20 - 49.71 = 43.49 [g]
Mr.ツールクリーナー改
92.02 - 49.71 = 42.31 [g]
ツールクリーナーNEXT
89.53 - 49.71 = 39.82 [g]
ラッカーうすめ液S
93.70 - 49.71 = 43.99 [g]
アクリジョン専用ツールクリーナー
100.47 - 49.71 = 50.76 [g]
アクリジョンエアブラシ用うすめ液
100.18 - 49.71 = 50.47 [g]
エナメル溶剤
89.24 - 49.71 = 39.53 [g]
Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
87.41 - 49.71 = 37.70 [g]
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まとめ
すべての溶剤を軽い順に記述した表を以下に示します。
水溶性アクリル塗料の溶剤とイソプロパノールの重さは、以前の記事で計測したものです。(環境が全く同じではないことにご留意ください。)
液体名 | 50mlの重さ(g) |
---|---|
Mr.ウェザリングカラーうすめ液 | 37.70 |
エナメル溶剤 | 39.53 |
イソプロパノール | 39.73 |
ツールクリーナーNEXT | 39.82 |
メタリックマスター | 40.49 |
ガイアカラー薄め液 | 41.20 |
Mr.カラーうすめ液 | 41.25 |
Mr.ツールクリーナー改 | 42.31 |
プロユースシンナー | 43.49 |
ラッカーうすめ液S | 43.99 |
ガイアアクリル薄め液 | 46.75 |
水性ホビーカラーうすめ液 | 46.84 |
タミヤアクリル溶剤 | 47.14 |
精製水 | 50.44 |
アクリジョンエアブラシ用うすめ液 | 50.47 |
アクリジョンツールクリーナー | 50.76 |
感想
計測前は、揮発性の高いラッカーうすめ液Sやツールクリーナー、プロユースシンナーは軽いのだろうと予想していましたが、そんなことはありませんでした。
Mr.ウェザリングカラーうすめ液やエナメル溶剤が、ラッカー系塗料のうすめ液より軽いのは意外でした。
当たり前ですが、全体的な傾向として、使用目的が同じ溶剤の重さは似ていることが分かりました。
今回の結果が模型作りに役立つことは無いと思いますが、計測中は純粋に楽しかったので満足です。